この記事を書いた人
普通の美容師 ケイ
埼玉県在住・普通の美容師。20代で美容師のプレイヤーとしての寿命に疑問を持ち副業を開始。主に「中国輸入」「Amazonオリジナル商品販売」「無在庫転売」美容師以外の収入の柱を構築。毎日、嫁と息子と遊ぶ時間が何よりも幸せな普通の美容師です。
こんな方にオススメ
- ホットペッパーなどの媒体に載せるブログの質を上げたい
- もっとお客様に見てもらえるブログを書きたい
- ブログから集客をかけたい
この記事では普段の美容師業務でブログを書く方におすすめの方法を紹介します。
美容師は意外と情報発信の多い職業ですよね。インスタグラムはもちろんTwitterなど、写真メインもしくは短文での表現力が必要なものがメインです。
多くの美容師さんは視覚的な情報発信のSNSなどは強いように見えますが、ブログなどの文章になるとたんに弱くなってしまうのです。
苦手意識が多い方が多いのではないのでしょうか?
それはなぜか?
ただ単に書き方を教えてくれる人がいないからです。文章をかける人がいてもロジックを説明できる方が少ないからでしょう。ここでは文章力を短期間に引き上げる10原則を紹介していきたいと思います。
文章が上手くなる10の原則
型を使って論理的な文章にする
・頭括型→短い文章に有効
第一部 結論をズバリと書く
第二部 内容を説明する
・尾括型→短い文章に有効
第一部 理由などを説明する
第二部 結論を示す
・4部構成→長い文章に有効
第一部 問題点を定義して「どうするべきか」を提起する
第二部 対立意見を含めて自分の意見を述べる。 例「確かにこのような意見も考えられるし理解もできる。しかしそれよりも次の方法を取るべきである」
第三部 自分の意見に対しての根拠、自分の意見を実現させるための方法などを説明する。
第四部 結論
上記の3の型を使うことによって、最初にこれを書き、次にこれを書くという論理的で相手に分かりやすい構成になります。
多くの方が既に習慣的に使っていますが、明確に意識化することによって、さらに論理的で分かりやすくなります。
具体例を示す
「これからの美容師は顧客への問題発見能力が必要である」とだけ書いても具体的に何を求めているかが相手には伝わらない。抽象的に書いたら相手が思い浮かべられるような具体的な内容を示すのが文章の基本です。
具体例を出してこそ内容が伝わることを肝に銘じておく必要があります。
抽象的なまとめを加える
抽象化と具体化が適切かどうかが文章のわかりやすさが決まる
といっても言い過ぎではないです。
具体例を言ったら、逆に何を言いたいのか抽象的にまとめる必要があります。「あなたの髪はまだまだ綺麗になる要素を持っている」など抽象化することによってブログを読んでいる人は納得します。
目に浮かぶ具体例にする
具体例を出すときに読んでるときにイメージしやすいかどうかで説得力に違いが出てきます。
『今季オススメのカラーはピンクです。』
と書くのではなく
『春にオススメのカラーは15レベルのハイトーンに薄めのピンクを重ねた。ブロッサムピンクです。』
どうゆう色なのかなど読み手がイメージしやすいようにすると相手も納得します。
1文を短くする
60字を目安に1文を短くしましょう。
1文が長くなってしまうと相手が文脈を追いにくくなってしまうのと、自分も主語と述語が曖昧になってしまい間違った文を書いてしまう恐れがあります。
60字を超えたら、長い文を書いてしまっていると自覚しましょう。
羅列するより絞って説明
数を絞ってキチンと説明した方が相手に伝わり説得力が増します。
何かの根拠や理由を説明するときに、説明の少ないまま5個6個並べてしまう場合がありますが、相手には伝わりにくいのです。
キチンと説明しないまま進めるよりは3つくらいに絞ると良いでしょう。
反対意見を意識する
『もし、これに反対意見をするならどんな意見があるのか』を考え、自分の意見の補強をします。
例えば身近な人で反対意見を言いそうな人を思い浮かべた上で考えます。
『その人ならどんな意見を言ってくるだろうか』を一つ一つ考えながら書くと相手に伝わりやすく説得力のある文章が書けます。
「確かに、しかし」を活用する
反対意見を文章に書き加える際に「確かにこうゆう考えもある〜しかし〜」というように反対意見を取り入れた上で、反論を書き加えることを考える。
手際の良い反論を書き加えると、説得力のある文章になる。
そうすることによって幅広くさまざまなことを考慮した上で判断しているように読み手に示すことができる。
「理由は3つある」を使う
2つや4つより3つが望ましい。
なぜなら2つでは説得力不足になりやすい。また4つでは以上では多すぎて読み手には理解に手間取ることになるからです。
3つの理由を書き示す際は『理由は3つある』とはじめに書き示すと良いでしょう。そうすることで読み手に心構えができ、文章も論理的に展開することができます。
その場合、説得力のあるものを最後に書くと読み手は深く納得します。
さまざまな立場から推敲する
実際に文章を書いたらさまざまな人が読むことを考えるとよいでしょう。
その人の立場になり読み返して推敲していくことで文章に説得力と厚みが出てきます。
そして不足を感じたら修正を加えて文章を完成させていきます。
まとめ
ブログなどでは写真を多用して視覚的に伝えることも多いと思います。
だからこそ、ブログのなかに文章のテクニックを組み込むことによって自分の伝えたいことを的確に読み手に伝えることができます。
例えばブログを4部構成にし、ビフォーアフターだけでなく施術途中の写真を入れる。
これだけではありきたりですよね。ここで反対意見を踏まえて「私はこう施術しました」と書いてみると、自分の仕事へのこだわりやお客様のヘアスタイルがブログ内で伝わるでしょう。
皆様がすらすらとブログや文章をかける手助けになれば幸いです。